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注文住宅のコストを削るならどこがおすすめ?

2020年02月19日
きれいな部屋

一般的に注文住宅は建売住宅よりも高額になるケースが多いですが、建材や構造を自由に選ぶことでコストダウンをして、購入費用を節約することができるというメリットがあります。費用対効果の大きい部分を知っておけば、効率的に注文住宅のコストダウンをすることができます。

注文住宅で多額の費用がかかる原因のひとつは、木材(骨組み)の使用量です。複雑な形状にして多くの木材を使用すると、余分の費用がかかってしまいます。床面積を変えずに使用する木材の量を減らすために、総2階建てにする方法があります。建物の一部を1階建てにして別の部分を2階建てにすると、床面積の割に使用する屋根材や構造材が増えてしまいます。総2階建てにすることで屋根の面積や構造材が減らせるので、床面積を変えずに建設費用が節約できます。

住宅の屋根の形状をシンプルにすることで、簡単にコストを削減する方法があります。一般的に住宅の屋根の形状には、寄棟・切妻・片流などがあります。屋根の形状をシンプルな切妻・片流にすれば、強度や延べ床面積を減らさずにコストカットができます。シンプルな形状の屋根のほうが、また屋根の塗り替え工事の費用が少なくて済みます。ちなみに太陽光発電用のソーラーパネルを設置する場合は、屋根はシンプルな切妻・片流型のほうが多くのパネルを取り付けられるので発電効率がアップします。

住宅の外壁の面積が大きいと多くの外壁用のパネルを使用するので、建築費用が高くなってしまいます。家の形をシンプルな箱型にして凹凸を減らすようにすれば壁の面積を減らせるので、建築費用を削減できます。壁面の面積を減らすことは、10~15年おきに必要になる外壁塗装工事の費用の節約にもつながるというメリットもあります。

不必要に部屋を作ると、建物内で壁面の面積が増えるので建築コストが高くなってしまいます。部屋数を減らして必要に応じて間仕切りを設けるようにすれば、建設費を節約できます。子供が小さい間は子供部屋を1つの部屋にしておき、成長して勉強部屋が複数必要になった時は間仕切りで個室を作ることができるでしょう。

窓の数を減らしたり小さくすることも、コストダウンにつながります。西日が当たる面に窓を作らないようにしたり、隣家と接している面の窓を小さくすることができるでしょう。一般的に窓を減らしたりサイズを小さくすれば断熱性が向上するので、冷暖房費を節約することができます。